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ダンマナンダ長老
『ハッピー・マリード・ライフ - 仏教の教える幸せな結婚生活とは?』

第七章 一夫多妻制か一夫一婦制か

仏教徒は一人の妻を保つべきか、もっと多くの妻を持つことができるかという問題については、直接の答えは仏陀の教えの中からは入手できません。なぜならば、先に述べたとおり、仏陀は立派な結婚生活にいかに導くかの価値あるアドヴァイスは与えているのですが、結婚生活に関するいかなる宗教的な規則も仏陀は定めていなかったからです。

ある特定の国の大多数によって承認されている伝統や文化や生き方は、私たちが生活に関連する何らかのことがらを実践する時に、考慮されねばならないことでもあります。
一部の宗教は、男性は一人の妻だけを持つことができると言い、一方で他の宗教は一人よりも多くの妻を男性は持つことができると言っています。

仏陀は男性が何人の妻を持つことができるかについては何も言及してはいなかったのですが、結婚している男性が婚姻関係にある以外の女性のもとにおもむくことは、その男性自身の破滅の原因となること、およびその男性はおびただしい他の問題や騒動に直面しなければならないことを、仏陀ははっきりと説法の中で言及しています。

仏陀の教え方はただその状況と結果を説明するものです。
人は、なぜあることがらが良く、あることがらが悪いかの理由について、自ら考えることができます。
仏陀は何人の妻を男性が持つべきか、持たないべきか、人に強制するルールを定めていませんでした。
しかしながら、もし国の法律が結婚は一夫一婦でなければならないと定めているならば、そのときはそのような法律が遵守されなければなりません。なぜならば、仏陀は彼の教えに従う人たちに、もしその国の法律がすべての人に有益なものであれば、国の法律を尊重すべきことを明白に述べているからです。

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