~生きとし生けるものが幸せでありますように~

ダンマナンダ長老
『ハッピー・マリード・ライフ - 仏教の教える幸せな結婚生活とは?』

第八章 新しい技術

・家族計画について

一部の宗教は、家族計画に賛成していません。
それらの宗教は、家族計画は神の御意志に反していると言っています。
仏教は、個人の選択に干渉しません。
人は、避妊するためのなんらかの方法に従う自由があります。
仏教によれば、ある身体的・精神的な条件が、妊娠が生じるためには存在していなければならないとされています。
これらの条件の中のなんらかのものが欠如している時は(たとえば家族計画が行われている時など)、いかなる妊娠も生じず、それゆえに生命は生まれてきません。
しかし、妊娠のあとは、堕胎は仏教においては容認されて「いません」。なぜならば、堕胎は、すでに胎児の形において存在している生命を消してしまうことを意味するからです。


・試験管ベビーについて

一部の人々は試験管ベビー(体外受精児)に関する道徳的な意味合いや宗教的な態度に興味を持っています。もし女性が通常の方法で子を宿すことができないならば、そしてもしその女性が現代の医療技術を用いることによって子を持つことを切望しているならば、仏教がそのことについて非道徳的だとか非宗教的だとか言うことはなんらありません。
宗教は人の知性に適切な信頼を与えねばなりませんし、もし人類にそれが無害で有益であるならば、新しい医療の発見に適応しなければなりません。
先に述べたとおり、条件がそろえば、自然なものであれ人工的なものであれ、妊娠は生じることでしょう。

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